アソークを徘徊する伝説の車椅子売春婦を追う

バンコクの繁華街を歩くと物乞いをする人を多く目にするだろう。身体に障害を負った方、子供を抱いたお母さん、働き口のいない男性などなど。障害者を装い物乞いをする悪質な人も多いです。
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先日、深夜3時過ぎアソークの路上バービアで飲んでいたら、車椅子の綺麗な女性がボクの横に来たのであった。


深夜3時頃、バーで知り合ったファラン(西洋人)の男性と仲良くなり会話が弾み、彼からチャーンビールを1本ご馳走になった。すると、車椅子の女性が我々の間に入って来た。ファランは彼女を迎え、親切に対応する。ボクはファランと車椅子の彼女が恋人同士なのだと勝てに信じ込み、彼女に親切に対応していた。すると、今までボクのことなど相手にしなかったバーのお姉さまがボクに耳元で「しゃべっちゃだめ!相手にするな」
いつの間にかファレンがいない・・・トイレか?ボクは車椅子の彼女と「出身はどこ?ボクは日本から来て、仕事はライターで・・・」などと一般的な話しを続けた。ファランが帰って来ない。バーのお姉ちゃんもチラ見でボクの様子を伺う。ようやく事実がわかった。そう彼女が伝説の車椅子売春婦だったのです。
「よくココにくるの?」「たまに来るよ」「今日は俺酔っ払ったので無理だけど、もし大丈夫なら遊びに行けるの?」「行けるよ。今日は駄目なの?」「今日は酔っ払ったので、もう少しで帰るから。ゴメン」「わかった。ならトイレ行くから、またね。」ボクが客とならないことがわかった彼女は、飲んでいたビール代も払わず去って行った。
やっと去ったかと言わんばかりのバーのお姉さま達の顔。かなり嫌がっていたんだな。理由は簡単、情けを利用して飲み代を払わず、またバーに来ている客を強引に取ろうとする行為。バーのお姉さまたちの態度、車椅子で去って行く彼女の後ろ姿、ボクは複雑な気持ちになった。

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