以前も紹介いたしましたスクンビットに早朝現れるお坊さん。早朝スクンビットで偽坊主が(たくはつ)を受けていると、タイのテレビ番組で報道したことがあったようです。
スクンビットで朝まで探検していたボクは、またまたお坊さんに会っちゃいました。

帰宅途中のボクは、酔っ払いながらもワイをしました。すると、お坊さんが持っている托鉢用の入れ物(以下、容器)をボクに向けて、何かを入れてくれという行動をとりました。普段は食べ物や飲み物などを托鉢として受けるので、ボクは持ていませんから渡すことはしなかったのですが・・・
ボクはたまに、コラートの田舎でお坊さんにタンブン(布施)することがありますが、托鉢を受けるお坊さんは消極的な態度でした。ここスクンビットではやけに積極的な態度ですね。これはもしや!!
お坊さんはここまで来るのに、そこそこの距離を歩いてきているようです。タイ人とかなりすれ違っているのに、容器の中には何も入っていませんでした。タイ人は何もあげないのかな? そのお坊さんは果たして本当のお坊さんなのか?偽者なのか?本当のことはボクにわかりません。
ファラン(西洋人)の酔っ払い達が、そのお坊さんのとこにやって来ました。ワイをしていました。お坊さんは立ち止まり、例の容器をファランの差し出しました。ファラン達は財布を出して、いくらか渡していました。
タイではタンブンという”困った人を助けて、自分の幸福を貯める”文化があります。そのお坊さんが何者であれ、ファラン達はタイの文化を知って行動したのでしょう。朝5時半の出来事でした。
TEXT BY 隊長 ラチャダー村岡 @bkkmidnight
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