4月13~15日は水掛祭り”ソンクラーン”。ボクはタイの田舎コラートでソンクラーンを迎えようと、昨夜(11日20:30頃)バンコク・北バスターミナル(モーチットマイ)へ訪れた。
スナリエというバス会社は通常1時間2本のコラート行き長距離バスだが、帰省のため本数を増やしている。今回は帰省ということもあり、バスは人数が集まると予定時刻前でも発車してしまうのである。購入したチケットは21:30発であったが、21時過ぎに21:20発予定のバスでコラートに向かうことになった。早く着けるのでラッキーではあったのだが・・・
乗ったバスは臨時便バスのようだった。長距離バスは通常、運転手と車掌(女性)の2人が常務しているが、このバスは、運転手と彼の妻、その子供の3人が常務していて、家族ごとそのまま帰省する感じである。
それはそれでいいのですが、妻の車掌は私服、そして出発前の注意事項なども放送しない。まさにタイスタイルだ!
22時を回っているが、帰省2日目であり国道2号線は大渋滞である。すると、この運転手、いきなり路肩を走り出した!
車線が空けば車線へ戻り、空いている車線を縫うように常に暴走運転。大きなバスをこのように操る、タイ版「ころがし涼太」と言えば、わかり易いでしょう。確かに運転は上手いが、乗客の安全は無視で、早く到着することを目指している。
いくらタイに染まっているボクとしてもこの運転は不安である。大通りが込めば側道を走り、ゆっくり走っている車をあおる。かなりタチが悪い。途中でいきなりパクチョン市街の道を迂回、繁華街を抜けると真っ暗な田舎道を100km/h以上のスピードで爆走!!
隣のファランは心配そうにボクに尋ねてきた「このバスは本当にコラートへ行くのか?」「大丈夫。運転手が渋滞を避けるためにグッドな道をチョイスしたんだよ。」どんだけ早く着きたいんだよ。まさに映画「キャノンボール」の世界だ!
地方からの長距離バスやトラックの運転手はよくヤーバーを摂取して道で出会うトラックやバスとバトルすると聞いたことがある。普段はトラックか私営の長距離運転手で、臨時で借り出されたなのだろう。事故はなかったが、とんでもないバスに乗ってしまった!
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