ノンカーイにはバービアが数軒あります。ラオスへ行くと、帰りに一晩立ち寄る程度ですが、ここでは毎回小さな恋が生まれます。
前回訪れたのは昨年12月ですが、その時の一緒に飲んだお姉さまオーイちゃん(仮名)が声をかけてきました。まだ居たのが驚きでした。
前回はバービアで英国紳士にご馳走になり、いろいろ勉強させていただきました。
最近、あの時の英国紳士は訪れていないとのことです。今回訪れたお店も前回同様にその年増の多いバービアです。でも熟女さん達減ってました。20代後半の女性達かな。
関連過去記事:英国紳士に学ぶお姉さまの口説き方 inノンカーイ
この辺はファランの常連達が多いので、旅人は目立ってしまいます。英語が使えますが、日本語は「こんばんわ」「おいしい」程度ですね。ビールは1杯50バーツ(THB)~と、バンコクと比べて、とても安いのも魅力の1つです。
ジゴロH氏とボクは、カクテルを注文しました。興味深々に我々を見ているお姉さま達ですが、積極的に近寄ってくる気配ありませんでした。少したって、スレンダーで色黒な綺麗なお姉さんがボクに声をかけてきました。
「コラートに住むライターさんでしょ?」
「そうだよ。もしかして、オーイちゃん」
「そう。覚えててくれたの?」
「電話番号交換したでしょ?覚えてるよ。」「あれ?顔変わったね。なんとなくそうだな?と思ったけど、わからなかった。」
「体調壊して、痩せたの・・・前はデブだったでしょw」
確かに前はガッチリしていたが、今は痩せて綺麗になっている
「前は可愛かったよ。今は若くなった感じで、大人っぽく綺麗になった。」
「パークワーン(口うまい)ね」
「ここに座って、何か飲んでよ。」
いろいろ話しました。10ヶ月前の時の思いで話しもしました。津波や地震の話もしました。静かに盛り上がりましたね。2時間くらいは居たかな。ボクも5杯くらい、彼女も5杯くらい、同行したジゴロH氏もそのくらいのんだかな。合計で1000THBくらいでした。チップも請求してこないし、過剰な「ドリンクちょうだい」のガッツきもありません。アソーク交差点前のバービアとは大違いです。ノンカーイのバービアは本当にいいですね。
「この後、どこへ行くの?」
「天国(サワン = สวรรค์)に帰るよ。ボクは天国から来たからねw」
「うそつきw」
「嘘じゃないよ。今日も良いタイ人と悪いタイ人を調査にこの土地に来ているんだよ。天国に一緒に行ってみる?」
「あるなら行きたい!仕事終わったら電話するよ。」
「いいけど、もし天国に帰っていたら、電話受けれないけど・・・そのときはゴメンw」
「嘘つきww」
最後は、こんな酔っ払いトークを交わして店を23時過ぎに出ました。以前は1時、2時まで営業していましたが、最近では0時に閉店するようです。深夜1時過ぎにパトカーが巡回していました。この地区も警察がうるさくなっているようです。
0時半頃にオーイちゃんから電話がかかってきました。
「行ってもいい?」
「いいよ。まだ天国へ戻ってないからw」
ゲストハウスの前で待っていると、5分くらいして、バイクに乗って笑顔のオーイちゃんが来ました。こっそりと部屋へ連れて行きました。その後、テレビのタイポップスをバックミュージックにして、ボクはオーイちゃんを1時間くらい天国へ連れて行ったのでありました。
タイには”天国の都”という意味のナコーンサワン(นครสวรรค์)という県があります。でも、タイではノンカーイが天国に一番近いと思いました。これ、ボクだけかなw
情報 (2011.9.3)
スタイル:バービア
場所:メコン川沿い、メコンゲストハウス付近
営業時間:(19:00) ~ 0:00
ドリンク代:ビール50THB~
ペイバー:200THB (単純に連れ出すことは出来ない。小さな恋をした人限定。)
お姉さまへ・・・:1000THB~ (貴方の恋で、値段は代わります)
TEXT BY 隊長 ラチャダー村岡 @bkkmidnight
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