タイに暮らしている日本人達のほとんどが、「タイ人は嘘つきだ!」と怒ってことがあるでしょう。嘘をつかない人間はいませんが、害を与える嘘をつくから怒るのだと思いますよ。

最近バンコクで、とても仲良くしているバービアのお姉さんヌンちゃん(39歳)とヌイちゃん(34歳)がいます。定期的に彼女達と飲みながら恋のお話をしています。
彼女達、バービアのお仕事もベテランの領域、そこそこお年をめしていらっしゃるので、サポートしてくれる外国人の良客達をキープしています。
賢い良客は自分とお姉さまの関係を良客または友達という位置で理解し、その時を楽しむために上手な振舞いをします。お姉さまを恋人と思っている良客さん達も少なくありません。彼女を自分以外の男と遊ばせたくないために、多額のお金を払い、彼女達を自分の言いなりにさせるのです。そして、そのお金ほしさに、お姉さま達から巧みな嘘が飛び出すのです!
ヌンちゃんはそんな自称ヌンちゃんを恋人と思っている良客を3人くらいキープしています。そして彼女は、基本的に働かなくても十分生活できるお金を持っているのです。そんな彼女にボクは質問してみました。
ボク「ファラン(西洋人)のお客さんは、ヌンちゃんのこと彼氏って思ってるんでしょ?」
ヌン「うん。」
「嘘はよくないよwww。バーで働くタイ人女性って、嘘つきが多いよね。」
「そうだけど・・・昔は嘘をついていなかった・・・」
「バーを始めた頃、正直な話をしていたの。彼氏居ない。子供はいます。って、でも皆信じてくれなくて・・・」
するとヌイちゃんも
ヌイ「私も同じよ。本当のことを言うと、お客さん達信じてくれなくて、それで悩んだの。少しだけ嘘をついたら信じてくれるようになった」
ヌン「そうなんだ。だから少しだけ嘘をついている。」
「たとえば?」
「優しいお客さんがいる、好きじゃないけど、仕事だから・・・貴方が彼氏だよ。って」
「そうそう。」
ヌンちゃんとヌイちゃんは同意していた。
言葉では少しの嘘だが、ビックな嘘じゃないか!
仕方ないです。お姉さま達はお金を得るためにバーで働いているのです。そこで不特定多数の外国人客と出会い、彼らを楽しませ、気持ちよくお金を頂くのですから。イヤならバーなどとっくにやめて田舎へ帰って暮らしているでしょう。 でもお金だけでバーで働いているわけではありませよ。お姉さま達、身体も許すし、恋も考えています。だから、厄介なのですよwww
オトナの遊びには真実を知れば面白くなくなることもあります。最小限の嘘や隠し事で、その時を楽しめばよいじゃないですか?即席の恋なのだから。バービアのお姉さんにカチな恋をしたら負けなんですよ。ちなみにボクはお姉さまではなく”バンコクの夜”に恋をしているのですwww
TEXT BY 隊長 ラチャダー村岡 @bkkmidnight
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出版社:講談社
作者:東野 圭吾
ページ数:272
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by 通販最速検索 at 2012/03/26
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