地下プロレス王者”紅闘志也”が再び本場ミャンマーラウェイに挑む!

素手で殴り合い、肘、膝、頭突き有りの究極の立ち技格闘技”ミャンマー・ラウェイ”をご存知でしょうか?喧嘩に近い危険なボクシング、タイのムエタイ選手も恐れりほどのヤバい競技なのです。

BNE11081700

劇画を地で行く男、地下プロレス王者の紅闘志也選手が本場ミャンマーラウェイの国際戦(2011年8月13日と14日の2日間開催)に挑みました。私、ラチャダー村岡も応援に行って来ました。


NGO「懐」コーディネイトのミャンマー政府スポーツ省「ミャンマーラウェイ  ミャンマーvs日本 国際対抗戦」が2011年8月13日と14日の2日間、ミャンマー・ヤンゴンのテンピュースタジアムで開催されました。

セミファイナル(第7試合)には篠原基宏選手(バンゲリングベイ・スピリット)がソー・リン・ウー選手(ミャンマー ゴールドベルト大会制覇2回&ダゴン旗大会制覇2回)に最終ラウンドTKO負けとなってしまいましたが、闘志あるファイトが地元の観客に伝わり、篠原選手を高評価でした。

BNE11081702

紅闘志也選手は初日(8月13日)のファイナルに登場。本場のミャンマーラウェイは2年半前と今回で2戦目、 ラウェイルールでの試合はトータル5戦となります。

前回戦っているチェ・リン・アウン選手(ゴールドベルト大会王者)との再戦となりました。以前と比べて一段と顔が凶暴的になっているチェ・リン・アウン選手をKOするのかどういか?が見所です。

BNE11081701

全体的に密着戦の展開となりました。1Rはチェ・リン・アウン選手の首を捕らえての膝蹴りが目立ちましたが、頭突きをかなりもらっていました。ストレートもかなり当てていましたが、タフなチェ・リン・アウン選手は倒れず苦戦していました。

BNE11081703

試合前のコメントではお互いにKOを狙う内容でしたが、最終的に5R終了でドローという結果になりました。紅選手は試合展開とKOできなかったことに納得がいかない様子でした。
「朝青龍(チェ・リン・アウン選手)の野郎!タフ過ぎるぜw」と紅選手は、いつもの笑顔で言ってました。

この男の凄いところは、あれだけの激しい戦いをし、身体も顔は腫れ上がっているのに、試合後はナイトスポットへ繰り出すところです。カラオケで店員達の英雄となる紅”将軍”闘志也。
「ヒーローは試合後も大切なんですよ。」 試合後を考えて試合へ挑む。まさにプロのエンターテイメント!ガチでタフな劇画過ぎる男でしたw

BNE11081704

翌日のミャンマーのローカル新聞には、中途半端な写真しか載っていないことにヒーローは不満のようでした。「朝青龍の腕で、俺の顔が写ってねえ~よ」

BNE11081705

ミャンマー政府スポーツ省
ミャンマーラウェイ  ミャンマーvs日本 国際対抗戦 2011年8月13日 14:00~ (現地時刻)
 コーディネイト NGO「懐」
ミャンマー・ヤンゴン テンピュースタジアム

試合結果
セミファイナル (第8試合) 3分5R
△紅闘志也
(日本 フリー 地下プロレス王者、TTBスーパーウェルター級王者、元PK-1世界スーパーウェルター級王者)
△チェ・リン・アウン(ミャンマー ゴールドベルト大会王者)
ドロー

セミファイナル (第7試合)63kg契約 3分5R
x篠原基宏(日本 バンゲリングベイ・スピリット)
〇ソー・リン・ウー(ミャンマー ゴールドベルト大会制覇2度、ダゴン旗大会制覇2度)
5R TKO(計4回のダウンでKOとなるルール)

TEXT BY 隊長 ラチャダー村岡 @bkkmidnight

PHOTO BY BARIKI

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です