タイの通貨バーツ(THB)の下に、”サタン(สตางค์)”という通貨があります。25サタン(0.25THB)と50サタン(0.50THB)の2種類があります。100サタン=1バーツ(THB)となります。
ローカルバスの運賃(6.5THB)やスーパーやコンビニで売られているモノ(たとえば、ヤムヤムの即席レーメンが5.5THB)はサタン単位での価格であるため、お釣としてサタンが返ってくるのです。タイで生活していると、上手に使えずに、サタンが貯まってしまいます。
先日、モチットマイ(バンコク北バスターミナル)へ行ったとき、公衆トイレの利用料が3バーツ(THB)だったので、サタンで3THB分払い、トイレの改札内へ入りました。そしたら、サタンの支払いはNGと拒否されました。
「これも同じお金だぞ!」
「セブンイレブンでは使えるがここでは使えない」
「その内容はどこに書いてある?」と聞いたところ、「書いてある!」と読めないタイ語の注意書き見せられた。
トイレ入場放棄したら、改札口のカウンターが動いているので、それも駄目だと言い出しました。
それでも強引に放棄したら、文句を言われました。
「おい!何撮ってるんだよ。」と言わんばかりの顔で、ボクをにらみつけていました。 in モチットマイの公衆トイレ(1階セブンイブン前)
他のトイレへ行ったらサタンの支払いでOKでした。単なる理不尽なトイレ担当だったとしか思えないのですが・・・
セブンイレブン、大手スーパー、ローカルバスではサタンの使用可能です。”ご利用は計画的に”しないと、かなり貯まってしまいます。
日本では支払いの際、1円玉を21枚以上出された場合は、受け取る側が拒否できるといううルールがあるようです。(参考サイト:1円玉で支払いをする時の枚数 Yahoo!知恵袋)
タイにもそのようなルールがあるのでしょうか?ボクが経験から判断すると、店員や担当の気分次第ですね。この通貨は補助通貨のようで、日本の1円とは位置付けが違うのかもしれません・・・。
スーパーのレジやバスの車掌さん、お釣渡し頻度高いので、サタンで払うと喜ばれると思うのですが、一気に使用すると拒否られるかもしれません。このへんのサジ加減が微妙に難しいですね。
TEXT BY 隊長 ラチャダー村岡 @bkkmidnight


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