洪水回避でバンコクの道路に穴を開ける!もし日本なら政府はこの判断する?

洪水回避のために、噂されていたバンコク主要道路の穴開け作戦が、ついに実現しました。

バンコク首都圏庁(BNA=Bangkok Metropolitan Administration)は、市内の洪水被害悪化を緩和するために、緊急処置として主要道路11ポイントの掘削を提案し、昨日(10/28)ついに、パトゥムターニーに道路の掘削を始めました。道路に穴を開けて洪水を海へスピードに流す目的です。

BNE11102922
2011年10月26日 クロントイ地区の様子 写真提供:早田寛 @S田タイ写真日記

ソース:Road digging begins by THE NATION より



昨日、インラック首相は、この道路穴掘り作戦を実施するために、パトゥムターニー(Pathum Thani)のタンヤブリ地区(Thanya Buri)の運河9の地域社会を説得することができました。

提案されている地区は、プラチャ・ルアムチャイ通り(Pracha Ruamjai Rd.)、ラット・ウティット通り(Rat Uthit Rd.)、スウィンタウォン通り(Suwinthawong)、ルアム・パッタナ通り(Ruam Patthana)、ニミットマイ通り(Nimit Mai通り)です。

今回の洪水被害で、タイ政府の対応の遅さにバンコク市民の不満の声が日本のメディアでも伝えられたしました。迅速な対応とは思えませんが、道路に穴を開けて洪水回避策は、想像もつかない凄い行動だと思いますね。原発問題で原子炉に海水を入れる行動に匹敵しますね。

10月29日早朝のバンコク繁華街は、まだ問題ないようです。ただし、本日8時頃が満潮となりいよいよチャオプラヤー川の限界水位を超えるとの情報です。
29日朝のバンコク中心部の様子です。 #タイ洪水情報 By Wodballのとっぴーさんのブログ に写真が載ってます。

TEXT BY 隊長 ラチャダー村岡 @bkkmidnight

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です