深夜のスクンビット通り、ソイ奇数側の歩道は屋台やバービアで盛り上がっているので、歩くのが困難です。ボクはよくアソーク-ソイナナ間を移動する際に偶数側の歩道を利用します。しかし、そこにも観光客を待ち構えるキャッチがいるのです。
「Where you go ?」
スクンビット・ソイ8のパクソイ(入口)付近で2人組みのカトゥーイ(オカマ)が声をかけてきました。
ボク「あなた、男でしょ?いらないよ。」
歩き去ろうとしたが、1人のカトゥーイがボクに付きまとって来ました。
「マイアオ(いらない)、マイアオ」
あまりにもしつこいので脅かすつもりで、「写真を撮るぞ!」と言ってカメラを向けた。
通常なら「No!No!」と言って去るのだが・・・「OK」 ポーズを取りだした。BTSナナ駅へ登るエレベータの下でのこと。
撮影後、彼女?(彼)は「100THB プリーズ」とお金を請求してきた。
先ほどから、しつこい行動にご立腹だったボクは思わず
「フッキー!(ケツの穴のこと Fuck you 的に使う汚い言葉)」と言ってしまった!
すると、カトゥーイの態度が一転
「今、なんといったんだ」
これは面倒臭いことになったぞ
「何も言ってないよ」
「タイ語で何を言ったんだよ!」
無視して行こうとしても、後ろから着いて来る
ボクもキレて
「おい、喧嘩するのか?」
すると、そのカトゥーイは刃長4cmくらいの折りたたみナイフを出して来た。
これはヤバイ!
「お前、俺は地元の警察しってるんだぞ!」とハッタリかましたが、「私も知ってるよ!」と返して来る。
あの刃長では、もし刺されても命に別状無いという勝手な判断をして、距離を取って思わずファイティングポーズ。ナイフは脅かしのような感じで攻撃しようという感じではない。酔っ払っていたボクは「マニー(こっちに来い)」とカトゥーイを挑発。
すると、もう1人の友達のカトゥーイがそのカトゥーイを止めに入った。納得しないカトゥーイだが友達に連れられて去っていった。深夜0時過ぎの出来事でした。
怖くはなかったが、こういう酔った勢いの馬鹿な行動が、異国で犯罪に巻き込まれる一歩なのかもしれない・・・
ソイナナで遊んだ後、深夜2時過ぎ、スクンビット通りの偶数側の歩道を歩いてアソーク方向へ向かう。スクンビット・ソイ8パクソイで再びカトゥーイ2人組と遭遇。いがみ合い勃発!しかし今回、ボクはタイ人男性と一緒です。
「お前、何人だ?タイ人か?」
「何人でもいいたろ」
お互いの仲間が止める感じで、すれ違いながら去っていった。もし2人きりで遭遇したらどうなるのだろうか?
その後、スクンビット・ソイ13のアニキの店で飲んだのだが・・・常に人気(ひとけ)を敏感に気にしていました。知り合いの企業のタイ駐在員さんが権力を持つバンコクの販売店の社長とトラブルを起こし命を狙われるのではと思い込み、数ヶ月引きこもってしまった話しを思い出しました。
マイペンライな性格と思いきや、タイ人は小さなトラブルでも根に持つ性格のようなので危険です。
翌日の深夜1時過ぎ、スクンビット通りソイ奇数側の歩道を・・・ソイ10パクソイ付近で例のカトゥーイにまたまた遭遇!こちらは日本人の友人と2人。カトゥーイは遊びを誘うために我々に声をかけてくる。
ボク「おい!覚えていいるか?」
「・・・」
覚えていないようです。
「昨日、会っただろう。喧嘩しそうになっただろ。」
友達のカトゥーイが思い出したようで、おーっ!という感じで笑顔を見せました。もめたカトゥーイは不思議な顔でボクを見ている。分かっていない感じです。
「仲良くしようぜ!」
握手を交わして和解したが・・・問題のカトゥーイは笑顔になったが、昨日の出来事を把握していないようだ。
ふと感じたのだが、こいつらヤーバーやってるのでは?
友達のカトゥーイが我々の和解を喜び、ボクに抱きついて来ました。しかし、その抱きつく行為はボクの服やズボンのポケットにヤーバーを潜ませるためなのかも・・・と疑ってしまった。もめ事を起こすと、変に心配症になってしまう。
楽しいバンコク深夜なのだが、深夜をさまようタイ人達との無駄な接触は避けたとうがよいと実感した一例であった。
TEXT BY 隊長 ラチャダー村岡 @bkkmidnight
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売上ランク:6007位
レビュー平均:
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出版日:2012-06-15
出版社:メディアファクトリー
作者:たかさきももこ
ページ数:134
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by 通販最速検索 at 2012/09/15
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