タイで赤いナンバープレートの乗用車をよく見かけます。ベンツやBMWなどの新型高級車に多い気がします。これはまだ正式な書類がない新車だそうです。バンコクでは朝6時から夕方6時までの間だけ公道を走ることが許可されているようです。
最近、やたらと警察の検問が気になるナナ付近のスクンビット通り。バービアのお姉ちゃん達やマスターに話を聞いてみたところ、「警察のトップが代わったりすると取り締まりが一時的に強化されるんだよ」と言っていました。
ちっぽけな日系企業でも、課長、部長クラスの役職が代わっただけで、職場のルールが変わったりします。どの世界もその上の上司に、良いところ見せたいのでしょうねw 今まで見て見ないふりしていた規則を行き成り取り締まられたら、タイでは特に面食らってしまいますね。
ナナ周辺のオカマの立ちんぼ、ミャンマーやカンボジアからの違法滞在者の物売り、物乞いの取り締まりも強化されています。
交通に関しては、ナナ交差点、ソイナナ(スクンビット・ソイ4)からスクンビット通りへ出る際、右折禁止になっているのだが、タクシーですらココを間違って右折したりします。最近ではこれも取り締まりが厳しいですね。また、ナナ交差点付近でのタクシーの乗降りも厳守です。
昨晩、深夜1時、スクンビット通りを歩いていたら、赤いナンバーの新車の高級車が警官に止められました。この時間に運転しているのは確実に交通違反です。警官と運転手は窓越しに会話をしています。3分くらい経過して、運転手が降りてきました。スーツを着たハイソ系の男性です。電話をしながら何処かへ歩いていきました。
数分後、運転手は帰ってきて車に乗って何もなかったかのように帰って行きました。捕まえた警官も何事もなく彼を帰しました。罰金を払いに行ったのか?キップを切られたのか?もみ消したのか?実際のところは不明です。
周辺にいた警察と運転手のやり取りを眺めていたタイ人に話しかけてみました。
ボク「あの運転手はどうしたんだい?」
タイ人「たぶん、警察のボスをしっているんじゃない?」
「ということは、その知り合いの警察のボスに連絡して、もみ消しにしようとしてるの?」
「たぶん。」
もちろん日本でもこのような話を聞いたことがあります。タイだけではなく東南アジアでは、金持ちの権力は法律より強しは皆さんもご存知でしょう。”金持ちが知り合いを通して違法行為をもみ消すことは当たり前のこと” 一般にタイ人は皆、そう思っているようです。
今まで大目に見ていた法律違反をある日突然取り締まる警察。違反してそれをもみ消す金持ち。その場でどっちの権力が強いのかで裁きがくだされるようですね。
TEXT BY 隊長 ラチャダー村岡 @bkkmidnight
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作者:麻生 幾
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