お酒を飲めば、心も弾み楽しくなります。タイではアルコール類のことをジョークでナームニーサイプリアン(น้ำนิสัยเปลี่ยน 性格が変わるドリンク)と言ったりします。
楽しく変われない酒癖の悪い”酒乱”な人、どこの国にもいますよね。もちろんタイにもたくさんいます。中でも最悪なのは男にからむ酒乱女です。

先日、スクンビット通りの路上バービアで飲んでいたら、酔っ払ったタイ人女性がボクの方を見ていました。
「大丈夫ですか?」と声をかけたら、彼女は座った目で笑顔を見せました。酒乱女だ!と思ったときはすでに遅し。いきなりボクのテーブルの上にかかと落とし。ガン! コレは危険と判断した友人達が彼女を羽交い絞めにして止めました。ボクは怒らず、友人達が「コートーッナ、コートーッナ。」と謝るのを素直に受け入れ、とりあえず何事もなく終了。
彼女は純粋にお酒で酔っ払っていたようですが、ヤバイ薬物を服用している場合もあり得ます。
タイ人と揉めると、特にタイ人女性と揉めると、周りにいたタイ人達ははタイ人側の味方に付く傾向があります。そして外国人がタイ人達に集団でボコられてしまういう悲しい終末もあります。危険を感じたらすぐ逃げるのがタイでは一番の対処法なのです。
それにしても厄介な酒乱女でした。最後は友人にも見離され、汚い歩道で寝させられていました。屋台で働くタイ人男性が2人、「どうしたんだ!大丈夫か?」と助けるために近寄ってきました。
「酔っ払って、寝ているだけだよ。タイ人女ですよ。」
「そうなんだ。日本人の女の子かと思った。」
「日本人なら助けるのか?」
「うん。」という下心満々なタイ人男達でした。そんな彼らですが、タイ人酒乱女には救いの手は出さないようです。
TEXT BY 隊長 ラチャダー村岡 @bkkmidnight
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レビュー平均:
![]() 出版日:2003-12
出版社:新潮社
作者:真先 敏弘
ページ数:202
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by 通販最速検索 at 2011/10/22
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